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銀のアクセサリーをジッパー付ポリ袋に入れておいたら黒く変色

透明なジッパー付きのポリ袋に宝飾品や銀のアクセサリーやメッキアクセサリー等を入れることは、メーカー、卸、小売の各段階で広く行われています。これは、分類がしやすい、宝飾品がお互いに擦れあって傷つけない等色々理由がありますが、ジッパーを閉めると気密性がある程度あるので、銀のアクセサリーを入れておくと外部の空気から遮断されるので変色を防げると、つい勘違いしてしまいます。実際は、ポリエチレンにはガスバリアー性(各種ガス.気体の透過を防ぐ能力)はありませんので、銀を変色させる原因になる袋の外の空気に含まれている硫化水素ガス、亜硫酸ガス等が袋の中に透過して袋の中に入れた銀製アクセサリーと硫化反応を起こし黒い変色を引き起こしてしみます。ポリエチレンは酸素や塩素ガス酸化窒素等の気体も透過させます。中には、銀のアクセサリーの入ったポリ袋(A袋)を数枚輪ゴムでとめてしまい、数日で中の銀のアクセサリーが真っ黒に変色してぴっくりされた方も沢山いらっしやいますが、輪ゴムには、ポルカナイジング(Volcanizing)といってゴムの弾性(引っ張ると伸びて離すと縮む性質)を良くするためにゴムに添加されている(合成ゴムにも添加されている)硫黄化合物と空気中の水分とが反応して硫化ガスに変わり、ガスバリアー性の無いポリ袋に中にどんどん浸透し、中の銀のアクセサリーと硬化反応を急激に起こし真っ黒に変色した為です。輪ゴムは事務用品としてポピュラーなものですが、どんどん硫化ガスを発生させる硫化ガスの供給源ですから、銀のアクセサリーとは絶対一緒にしない様に注意して下さい。


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