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マット仕上げの銀の指輪が変色してしまった

「マット仕上げjとは、アクセサリーの表面の処理方法で、いわゆる「つや消し」仕上げのことです。通常、アクセサリーの表面をパフで研磨して光沢を出す処理の方が圧倒的に多いですが、「マット仕上げ」の場合には、研磨剤を付けたパフでは磨かずに仕上げます。光沢を押さえた落ち着いた独特の風合いが人気です。 銀のアクセサリーの場合は、当然マット仕上げのものでも空気中の硫黄ガスと反応し黒く変色しますが、マット仕上げの物は科学顕微鏡で観察するとパフで光沢仕上げをした銀の表面よりも、凸凹が多く表面積が多い為、マット仕上げの方が変色が早くなります。同じ表面積で比較すると光沢仕上げの表面積は縦X横ですが、マット仕上の場合の表面積は(縦x横)x 表面の粗さになり凸凹が多い分表面積が多くなります。表面積が多い程、硫化反応が起きる面積が多くなりますが、実際目で見る銀のアクセサリーの面積は、デザインやサイズが同じだと、同じ面積ですから、肉眼では、同じ面積の中で硫化反応が多く起きるマット仕上げの方が早く黒くなった様に見える訳です。銀の表面を溶かさない、弱酸性のシルバークリーナーを利用してください。硬すぎる研磨剤を使用している銀磨きクロスの使用は絶対に避けて下さい。研磨剤が硬すぎると、磨くと変色が取れるだけでなくマット仕上げまで取れて光沢が出てまったくマット仕上げの風合いが無くなってしまいます。


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