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簡単ないぶし銀の作り方

銀製品は自然の状態でいても表面に硫化銀の皮膜が出来て黒くなってきます。いぶし仕上げとはこれと同じような仕組みを短時間で人工的につくるのがいぶし仕上げです。黒くいぶされたシルバーは研磨剤などで磨けば元通りに光輝いてきます。またシルバークリーナーに浸けてしまったり、まちがって研磨していぶしが取れてしまっても、自分でいぶし処理を行なうことができます。

いぶし仕上げには、彫金などのショップで販売されている「いぶし液(黒化液)」や「六一〇ハップ」を使ったり、塩化金酸や希ヨードチンキを使う方法もあります。

いぶし液



いぶしを付ける方法

■準備:用意するもの
・いぶし液(専用のいぶし液または六一〇ハップ)
・綿棒
・シルバー磨き布

いぶし処理1

今回は六−○ハップという、市販の温泉の元で行ないました。ドラッグストアーなどで、600円前後で売られています。硫黄分が含まれているので、硫黄の臭いがかなりします。

いぶし処理1

今回は六−○ハップぼ原液をそのまま使いました。家庭用の温泉のもとなので、体に無害ですが、服などに付くと取れなくなるので注意が必要です。

いぶし処理1

表面が茶色になってくるまで原液に3分ほど浸しました。シルバーの状態(シルバークリーナーや変色防止剤の使用の有無など)によって、茶色になるまでの時間は変ります。

いぶし処理1

このように茶色に変色しました。色が薄いと感じたら、もう少し長めに浸けるか調整してください。また最初は薄い茶色ですが、時間が経つにつれて濃い茶色、そして黒色になってきます。

いぶし処理1

今回は全体をいぶし処理しましたが、部分的にいぶし処理したい場合は、全体を浸けずに、綿棒にいぶし液をつけて、いぶし処理した部分だけに着けるようします。
シルバーの磨き布を使って、いぶしを取りたい部分を磨けば、いぶしと鏡面のコントラストがきれいな仕上がりになります。
このようにシルバーのいぶしは、着けたり取ったりするのが簡単なので、一度試してみてください。

いぶし処理1

銀製品の魅力である凹凸のコントラストは、プラチナを凌ぐ光沢とこのいぶし処理があってこそです。クロムハーツやジュージ・ジェンセンを代表とするシルバーアクセサリーは、このいぶし処理を行なうことで、シルバーの魅力を最大限引き出しているといえるでしょう。

最近では、いぶし処理も時間をかけずに塗るだけでいぶし仕上げができる強力ないぶし液が販売されています。
黒化するまでの時間が短く、黒の色合いも濃いので、使われている工房も多いと聞いています。また着けるだけで、すぐに黒くなることから、いぶし液を綿棒につけて、細かい部分も簡単にいぶし処理がができるのでとても便利なアイテムです。ただし、いぶしが強力なので、たくさんつけるといぶしをとる場合、かなり研磨しないと取るのに苦労することになります。

いぶし液

<参考>
シルバーポリュシュを使った手入れ方法
シルバーの黒ずみ・変色を防ぐ3つの方法

<参考サイト>
シルバーアクセサリーの新品仕上げや修理の実例集



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